学校日誌

岩田小創立148年クイズその9

2021年9月30日 13時50分

質問23 明治26年10月2日の遠足はどこへ?

答え23 3,4年生34名が袋井の可睡斎へ徒歩で行きました。帰りは汽車で袋井駅から中泉駅(現在の磐田駅)で下車し、そこから岩田小へ徒歩で夕方5時に到着しました。東海道線静岡―浜松の開通が明治22年で、当時岩田村には自転車すらない時代(岩田村最初の自転車は明治39年)だったため、岩っ子たちにとって初めて汽車に乗ってながめた14分間は一生忘れることのない感動の連続だったことでしょう。(会報誌「銚子塚の里」No.107より)

 

質問24 昭和19年12月7日午後1時40分に発生した東南海地震の被害は?

答え24 岩田小の沿革誌によると、校舎は倒壊は免れたものの、全棟が傾いてしまい、教室内の多くの壁などが脱落してしまい、窓ガラスもほとんど破損したようですが、児童や職員には異常はありませんでした。岩田村全体では、全壊1戸、半壊3戸でした。太田川流域や磐田郡南部地区に大きな被害がありました。袋井では全壊が620戸、向笠地区の全壊は122戸。向笠地区住民の証言では、まっすぐに立つことができず、地面を転がることしかできなかったそうです。(会報誌「銚子塚の里」No.111より)