学校日誌

大樹祭

2021年11月27日 13時21分

キーワードは「表現」。
自分たちの学習の成果や伝えたいメッセージをどうやって伝えるか、クラスで話し合い、練習したことを、今日は堂々と表現することができました。今年新設した「岩田小ギャラリー」には、図工の時間の制作品を多数展示し、たくさんの参観者が訪れました。

すばらしい感性や個性が感じられる作品ばかりでした。

参観者のコメント「やることや発想がおもしろい!」「私たちの時にはなかったね」「音を聞いて、イメージしたことを絵にするなんて、むずかしそうだけど自分もやってみたい」

部屋を暗くして内蔵された電池をつけると、幻想的な雰囲気になりました。

オープニングでは、代表者から堂々とした決意発表がありました。
トップは3年生です。授業の様子をユーモアを交えながら、運動会をほうふつとさせる堂々とした演技で紹介しました。音声も岩っ子たちの声を効果的に取り入れていました。学校の帰り道を歌った合唱は、風景が目に浮かぶほどの力で胸に迫る者がありました。

続く4年生は、一年間の学びの要素をふんだんに含めながら紹介しました。一人一台端末、社会科、音楽、環境保全として3Rの紹介、福祉学習の思い出など、時に笑いも取りながら足並みのそろった表現でした。

1年生は音楽会紹介でした。とてもたくさんの楽器やその音色を紹介しました。後半は、練習を積み重ねてきた合奏を披露しました。1学期のころは、一挙手一投足がとてもかわいらしい1年生でしたが、今日はすこし頼もしさも感じた成長ぶりでした。

2年生は、国語の授業や総合的な学習の時間の学びを紹介しました。かたつむりくんやがまくんの長いセリフをまるで自分の言葉のように伝える姿や、小さな体をいっぱいに大きく使って表現する姿にはジーンときました。まちたんけんで勉強したことも画用紙に大きく書いて伝える堂々とした表現でした。

「5年生26人が提案する『磐田を救う6つのこと』」の発表は、さすが上級生!と思わせる雰囲気や学びの深さが伝わってきました。地球温暖化を直視して私たちができることは何かを伝えたり、食品ロスを減らすために、できるだけすききらいなく食べようと呼びかけたりしたあと、キリマンジャロの合奏で締めくくりました。

6年生は、修学旅行での体験をQ&Aのスタイルで観客とのやり取りを楽しみました。徳川家康など歴史上の偉人が登場したり、キャリア教育でお世話になった何人かの講師から学んだホットワードを紹介したりして表現にも磨きがかかっていました。最後の楽器演奏はすでに卒業式に近い雰囲気を感じさせるほどの成長ぶりでした。

学校運営協議会も開催し、委員の方たちから多数のお褒めのお言葉をいただきました。いくつかのご意見を紹介します。
・岩っ子たちは元気で、安定している。発表も作品も素晴らしかった。
・歌声がよかった。
・(自分が最近参観していた中では)一番まとまっていた気がする。
・発表に各クラスの個性、カラーを感じた。
・新しい企画の「岩田小ギャラリー」もとてもよかった。

私たちは、日々、さまざまな自己表現の連続です。今日はそんな岩っ子たちの個性あふれる表現手段のいくつかをご覧いただきました。歌、文字、合唱や合奏、絵や工作、ダンス・・・個性を大切にしながら、これからも岩っ子たちは輝き続けます!