学校日誌

5年生が磐田農業高校を訪問しました

2022年5月9日 08時10分

さぎさか学習で食について学ぶ5年生が、磐田農高を訪問し、高校生といっしょに出汁(だし)づくりをしました。「IWATA献立をつくる」という目標に向かって、まずは調味料ではなく、かつおぶしやこんぶ、みそでだしづくりを体験しました。
かつおぶしだけで煮込んだだしは、決しておいしいとはいえない感想が多く、特にこんぶだけのだしは「まずい」という感想が多く聞かれました。
ところが、かつおぶしやこんぶだしを混ぜ合わせ、みそを入れたとたん、「おいしい!!!!」の感想が多くの岩っ子から聞かれました。これは五味といって「甘味、塩味、酸味、苦味、旨味」が見事にそろうからだということがわかりました。

高校生は「小学生のつぶやきや発想ってとっても新鮮で、そういえば私も小学生の頃は同じような考えだったな、って感じることがあります」とコメントしてくれました。
磐田農高は、食品ロスを減らす持続可能な料理の開発も行っているそうです。日本で出る年間約600万トンのごみのうち、37%近くが野菜くずだそうです。たとえば、捨てられている玉ねぎの皮やキャベツなどのしんからもよいだしが出るそうです。
IWATA献立作りに向けて、今日はよい勉強ができました。磐田農高のみなさん、ありがとうございました。