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学校日誌
岩田小創立148年クイズその4
2021年9月17日 12時40分質問8 岩田地区の大きな水害があったのはいつ?
答え8 いまからちょうど110年前の明治44年(1911)。前日から降り続いた大雨で8月4日夜10時、ついに天竜川堤防がくずれ、大量の水が岩田村に流れ込み、岩田小のまわりも60cmの湖になってしまったそうです。村人は学校やお寺や高台に避難しました。記録では294件が水につかったとあり、岩田村のほとんどの家が大変な被害を受けたことがわかります。村人はそのあと数日間は小舟で移動したそうです。(会報誌「銚子塚の里」No.20より)
質問9 明治16年(1883)当時の匂坂学校(岩田小)の人数は?
答え9 児童数184人(男140人、女44人)で、今の124人よりも60人も多かったことがわかります。しかし、当時の岩田村の児童数は374人もいましたので、約半数の子どもしか学校には行かなかったことがわかります。男女の数もアンバランスですね。
質問10 明治16年(1883)当時の匂坂学校(岩田小)の先生の数は?
答え10 わずか6人でした。宮地校長先生が30歳!他の5人は全員男性で、年れいは皆14歳から18歳まで大変若かったようです。今でいう中学生や高校生のお兄さんたちに教えられていたということになります。(先生の給料は月8円でした)
質問11 当時の夏休みの期間は?
答え11 8月11日から17日までのわずか1週間でした。冬休みは12月25日から1月7日までですから現在とほぼ同じです。夏休みは短いですが、畑や田んぼなどの家の手伝いをする休みが2週間あったそうです。当時は試験もあり、試験が終わると5日間は休みもありました。