学校日誌

4年生 ザースボール大会

2021年2月19日 18時50分
4年生の体育の学習で、「ザースボール」というゲームを行っています。ザースボールは、ボールをパス・キャッチなどのボール操作、スペースの移動や取り方、味方と相手の位置関係を認識する、チームで互いの声の掛け方等、運動の技能的なことだけでなく、得点につなげる方法をチームで考えたり、声を掛け合ってみんなで協力したりし、子どもの主体的な活動が期待できる運動です。
今回は、ザースボールの開発や研究に携わっている静岡産業大学の徐 広孝先生に、御指導いただきながら授業を進めました。

ザースボールの学習は、10時間です。19日は、9時間目で、ザースボール大会(1日目)でした。

チームでの作戦タイムでは、「ボールを受け取ったら、すぐパスしよう。」「名前を呼んで、ボールをパスしてもらうようにしよう。」「誰をマークするか、決めておこう。」と相談しました。ゲーム中、子どもたちは、前向きな言葉を掛け合っていました。「いい感じ!」「(取りにくいボールを投げた後)〇〇くん、ごめん。」―「いいよ!」 「ナイス!」

どの子も、とても爽やかな表情でした。授業後のゲームの振り返りでは、「前より、攻撃できる回数増えてきてよくなってきたよね。」「思いっきり投げるとコートから出ちゃうから、確実なパスをしたらよくなったね。」と、前回よりよくなっていることを共有することができました。子どもたちは、体育の学習をとおして、友達と協力する大切さや楽しさを実感しています。