学校日誌

観音山に行ってきました!(その1)

2021年11月12日 17時02分


11月10日(水)出発式
後輩たちも「いってらっしゃい!」と見送ってくれました!さあ、出発です!

「出会いの集い」では、「観音山の生活のキーワードは「自然・友達・自分」の3つです」とのお話がありました。岩田小、大藤小、向笠小との3校合同の宿泊体験のスタートです!

「山頂登山」の途中でお弁当を食べました。いきなりきつい登山で、観音山の洗礼を受けましたが、仲間と一緒なら皆元気です。頂上では浜松や浜名湖方面まで一望できる景色に気分爽快でした。自然の中での集合写真は、一人一人が一段と輝いて見えますね。

男子、女子それぞれの部屋ではなかよく談笑。時にはペットボトルが床を滑る光景も見られましたが・・・。「夕べのつどい」では、署員の方のお話や校旗降納などがありました。夕日に向かって「ありがとおー!」と大声で叫ぶことができるのも、観音山の持つ力ですね。

食事は、新型コロナウィルス感染対策として全日程座席指定の黙食でしたので、大変スムーズでした。ナイトウオークラリーでは寒さと緊張と興奮の中、互いに助け合って全員無事ゴールしました。室長会では一日の振り返りと、明日の予定の確認を行いました。入浴後の各部屋の前の廊下には、ご覧のとおり物干し状態です。
初日は男女ともに興奮でなかなか寝付けなかったようです。

男子の朝の目覚めは、起床時刻予定の6時半まえからすでに話し声が聞こえていました。布団やシーツのたたみ方や収納に戸惑う姿が見られました。朝のつどいの中で、所員の方から「しかの角が落ちているかも」との話に、みんな興奮しました。

朝食の様子です。全日程を通し、子どもが喜びそうなメニューがたくさんあり、もりもり食べました。

「冒険ラリー」は、9時から15時過ぎまで班ごとに各地を巡りました。大きく道に迷う班や大きなけがもなく、みんな疲れ果てた姿で戻ってきましたが、おいしい牛乳を飲んで「うまい!」を連発していました。

「夕べのつどい」「夕食」「キャンドルのつどい」
キャンドルのつどいでは、おごそかな雰囲気とはじけた活動とがあって、みな満喫していました。火の神様から「協力の火」「勇気の火」をいただきました。「火の神が校長先生にそっくりだった」とのうわさもありましたが、人違い(神違い)です!

「室長・班長会」の後には、リーダーたちはみんなにしっかりと伝達をしていました。

あっという間に3日目の朝をむかえました。3日間とも太陽の光をたくさん浴びることができた体験になりました。「朝のつどい」のあと、朝食を食べて、いよいよ「沢登り」に出かけます。

「沢登り」では、ほとんどすべての岩っ子たちが沢の中に足を入れて、ぬれながらたくましくけわしい岩や沢を登っていきました。出発時に寒かった気温も、いつのまにかかなり暑くなっていました。巨大岩(ガメラの背中岩)をロープで一人ずつ登るときには「がんばれー!」と応援する姿が見られました。真剣かつ楽しく気持ちの良い汗を流すことができました。帰所時にはぬれた靴や靴下をはき替えました。
「おわカレー」は、ぴりからで美味でした。たくさん動いたため、お代わりをしたい岩っ子がたくさんいました。

「お別れのつどい」では、大きな荷物を横において3日間の振り返りをしました。
楽しい時間はあっというまですね。

今回の観音山でのキーワード、「自然・友達・自分」は十分達成できたものになりました。自然の厳しさや美しさ、友達のありがたさや協力することの大切さもあらためて強く学ぶ機会となりました。さらに、「自分」を見つめ、どれだけ成長させるかについても意識することができました。身なり(はきもの)を整えたり、すすんで挨拶をしたり、適切な「考動」ができるようになることはまさに岩っ子が求められている姿です。
いつまでも手を振り続けてくれた所の方々はもちろん、「行ってらっしゃい!」と応援してくれた家族にも感謝ですね。すばらしい観音山体験ができました!