朝マラソン5回目
2021年12月2日 12時45分今朝は一段と冷えた朝でした。12月ですからね。
そんな冷たい朝にも負けず、岩っ子たちは登校後すぐにグランドに出て、ウォームアップを始めます。校服を着て走っていた子も、体の温まりを感じて次第に脱いでいく「考動」をしています。「一生懸命は美しい!」
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学府(学校)教育目標「夢をもち、共に輝き、『あい』があふれる児童・生徒」
今朝は一段と冷えた朝でした。12月ですからね。
そんな冷たい朝にも負けず、岩っ子たちは登校後すぐにグランドに出て、ウォームアップを始めます。校服を着て走っていた子も、体の温まりを感じて次第に脱いでいく「考動」をしています。「一生懸命は美しい!」
今日は5年生が体育館いっぱいに使ってのびのびと書初めの練習をしました。どの作品を清書として提出しようか迷っている姿もありました。
お正月が近づいていることを感じますね。
土曜日に大樹祭が行われ、昨日月曜日は学校がお休みでした。今朝は、全体的に体の動きがやや重そうな印象でしたが、岩っ子たちは5分間一生懸命走り切りました。100周達成者も少しずつ増え始めています。
キーワードは「表現」。
自分たちの学習の成果や伝えたいメッセージをどうやって伝えるか、クラスで話し合い、練習したことを、今日は堂々と表現することができました。今年新設した「岩田小ギャラリー」には、図工の時間の制作品を多数展示し、たくさんの参観者が訪れました。
すばらしい感性や個性が感じられる作品ばかりでした。
参観者のコメント「やることや発想がおもしろい!」「私たちの時にはなかったね」「音を聞いて、イメージしたことを絵にするなんて、むずかしそうだけど自分もやってみたい」
部屋を暗くして内蔵された電池をつけると、幻想的な雰囲気になりました。
オープニングでは、代表者から堂々とした決意発表がありました。
トップは3年生です。授業の様子をユーモアを交えながら、運動会をほうふつとさせる堂々とした演技で紹介しました。音声も岩っ子たちの声を効果的に取り入れていました。学校の帰り道を歌った合唱は、風景が目に浮かぶほどの力で胸に迫る者がありました。
続く4年生は、一年間の学びの要素をふんだんに含めながら紹介しました。一人一台端末、社会科、音楽、環境保全として3Rの紹介、福祉学習の思い出など、時に笑いも取りながら足並みのそろった表現でした。
1年生は音楽会紹介でした。とてもたくさんの楽器やその音色を紹介しました。後半は、練習を積み重ねてきた合奏を披露しました。1学期のころは、一挙手一投足がとてもかわいらしい1年生でしたが、今日はすこし頼もしさも感じた成長ぶりでした。
2年生は、国語の授業や総合的な学習の時間の学びを紹介しました。かたつむりくんやがまくんの長いセリフをまるで自分の言葉のように伝える姿や、小さな体をいっぱいに大きく使って表現する姿にはジーンときました。まちたんけんで勉強したことも画用紙に大きく書いて伝える堂々とした表現でした。
「5年生26人が提案する『磐田を救う6つのこと』」の発表は、さすが上級生!と思わせる雰囲気や学びの深さが伝わってきました。地球温暖化を直視して私たちができることは何かを伝えたり、食品ロスを減らすために、できるだけすききらいなく食べようと呼びかけたりしたあと、キリマンジャロの合奏で締めくくりました。
6年生は、修学旅行での体験をQ&Aのスタイルで観客とのやり取りを楽しみました。徳川家康など歴史上の偉人が登場したり、キャリア教育でお世話になった何人かの講師から学んだホットワードを紹介したりして表現にも磨きがかかっていました。最後の楽器演奏はすでに卒業式に近い雰囲気を感じさせるほどの成長ぶりでした。
学校運営協議会も開催し、委員の方たちから多数のお褒めのお言葉をいただきました。いくつかのご意見を紹介します。
・岩っ子たちは元気で、安定している。発表も作品も素晴らしかった。
・歌声がよかった。
・(自分が最近参観していた中では)一番まとまっていた気がする。
・発表に各クラスの個性、カラーを感じた。
・新しい企画の「岩田小ギャラリー」もとてもよかった。
私たちは、日々、さまざまな自己表現の連続です。今日はそんな岩っ子たちの個性あふれる表現手段のいくつかをご覧いただきました。歌、文字、合唱や合奏、絵や工作、ダンス・・・個性を大切にしながら、これからも岩っ子たちは輝き続けます!
岩田小、大藤小、向笠小、豊田東小の4小学校の6年生がゆやホールで芸術鑑賞をしました。今年は「狂言」です。能が悲劇であるのに対し、狂言は喜劇です。舞台上にはほとんど小道具がなく、演者も素顔のままで、ゆっくりはっきり大きなアクセントで発声します。もちろんマイクも使いませんが、日頃のけいこの成果もあり、たとえ観客に背中を向けていても、会場後方まではっきりとセリフが伝わっていました。
セリフの言い回しなどやや難しい場面もありましたが、最後まで楽しく鑑賞し、後半には実際に狂言を動作とセリフを付けて演じる練習も体験しました。
今日の狂言は「柿山伏(かきやまぶし)」でした。山伏がたわわに実る柿に石を投げつける場面では「あたればよいが!」などとセリフを口にする場面もありました。700年もの昔にあった狂言に触れることができた良い体験となりました。少なくとも親子5代つづく狂言師の生き方にも思いをはせることもできました。