6月29日（火）、４年生が元盲導犬ユーザーの伊藤定善さんをお招きし、盲導犬を中心としたお話を伺いました。食事は朝のみ与えたり、トイレは決められた時間にさせたり、盲導犬を育てるのには私たちが想像する以上に気力や体力が必要であることがわかりました。伊藤さん、今日はありがとうございました。いつまでもお元気で！

伊伊藤さん藤さん

６月に引き続き、７月のスピーチ集会でも「即興性」の力をつけるために、それぞれの発表者のスピーチ後に、自主的に意見や感想を伝える場の設定をしました。数えきれないほどの人たちが、発表者の内容をよく聞いて、心温まる感想を伝える姿が見られました。「話す」「聞く」態度も素晴らしかったです。

十二支の暗唱披露。　　一輪車のアイドリングができるように頑張りたい。　　赤ちゃんがいるので家族を少しでも助けてあげたい。　　人の顔を見て、名前を呼んで挨拶できるように頑張りたい。　　委員会の仕事を忘れないように責任を持ってやりたい。　　計算ミスをしないようにしたい。　　発表が苦手なので、できるだけ大きな声で少しでも自分の考えを伝えられるようにしたい。　　　ダンスがもっとうまくできるようになりたい。　　　プールをもっと長く泳げるようになりたい。　　　書き取りをもっと丁寧に書きたい。　　中学の勉強を意識して、基礎を固めたい。　　私も習い事をしているので、難しいことに挑戦したい。　　私も初めは一輪車ができなかったけど少しずつ練習してできるようになったから頑張ってください。　　たしかに中学の勉強は難しそうなので、僕も頑張って勉強したい。　　ピアノを頑張っています。

などなど、多くの意見や感想を聞くことができました。　　　

６年生が、講師の澤元教哲さん（株式会社天峰建設社長）をお招きし、宮大工の仕事ぶりについて学びました。平成20年には静岡県技能マイスターとして県知事より認定された方です。澤元さんが手掛けた数々の寺社仏閣が紹介されると、クラスに喚声が上がりました。そのあと、実際にかんなで木を削る体験をしました。削られた木くずはとてもうすく、削った直後は少しあたたかく、とてもよい香りがしました。

澤元さんはとっても優しい方でした。今日はよい体験学習になりました。ありがとうございました！

４年生が講師の安藤久実子さんをお招きし、日常生活のいろいろな場でUDが使われていることを学びました。車いす利用者でも取り出しやすい工夫がされている自動販売機（取り出し口が中央にありました）や、乗り降りしやすいように床が低く、間口が広い設計になっているノンステップバス。言葉の理解が不十分な人でもわかるように、案内看板等を絵で表現するピクトグラムなど、さまざまなUDがあることを知ることができました。

皆真剣にメモを取っていました。安藤さん、今日はありがとうございました！