磐田市社会福祉協議会の永井様、れんげの会の皆様が中心となり、地域の方々の御厚意で「雑巾」と「千羽鶴の飾り」を作ってくださり、11月10日に学校へ届けてくださいました。当日は、プロジェクト委員の6年生が児童を代表し、雑巾と千羽鶴の飾りをいただきました。れんげの会の代表の方から、「岩田小の子どもたちが、毎日、元気に楽しく学校生活を送ることができるよう、岩田地区のみなさんが応援の気持ちを込めて雑巾を作ってくださいました。千羽鶴の飾りも、コロナ感染症に負けないようにという思いを込めて作ってくださいました。」とお話してくださいました。6年生は、「地域のみなさんが、岩田小の子どもたちのことを思って作ってくださったので、大切に使います。」「千羽鶴の飾りは、みんなが見て楽しめる方法を考えます。」と、お礼の気持ちを述べました。
すべての雑巾に、手書きのメッセージが添えられています。
千羽鶴の飾りは、6年生のアイデアで、順番に学級へ回しています。
岩田小の子どもたちを見守り、応援してくださる地域の皆様の御心遣いに深く感謝申し上げます。
5年生の「総合的な学習の時間」に、「環境」をテーマにして自然体験やエコ活動を行っています。
1学期は、天竜川漁協協同組合の方々に御指導いただいて釣り教室を行ったり、水質調査活動を行ったりしました。この取組は、地域の自然環境に関心を高め、自分たちの生活に関連させて考えることにつながっています。
この取組は、磐田市の事業として行われ、一雲済川合流点付近の天竜川を「水辺の楽校いわた」として市が登録し、地域の小学校や施設等が連携し、水辺活動をすすめています。
15日は、天竜川漁協協同組合の方々に御指導いただき、サツキマスの放流活動を行いました。天竜川漁協協同組合の方から、サツキマスは川に留まる魚を「アマゴ」、海へ降海する魚を「サツキマス」と呼ぶことや、体長や生息する年数の違いを教えていただきました。さらに、最近では、上流と下流を上ったり下ったりしにくくなっていることに触れ、その原因として、ごみや家庭排水の問題、ダムの放流の関係があることを教えていただきました。それを聞き、私たちの生活が便利になる反面、生き物が住みにくい環境になっているのではないかということを考えさせられました。子どもたちは、初め、サツキマスに恐る恐る触れていましたが、要領をつかむと、やさしくサツキマスをすくい上げて川に放していました。「思ったより大きくて、びっくり。」「川に放したけど、もどってきたから、踏まないように気を付けないとね。」「しっかり育ってね。」と話しながら、楽しく放流体験しました。
放流活動は、今後の学習につなげていきます。
9月15日は、岩田小学校の開校記念日です。
岩田小は、明治6年9月15日に開校し、本年度、147周年目を迎えました。147周年記念にちなんで、今週は、昼の放送で「岩田小クイズ」を行ったり、プロジェクト委員会中心に集会を企画し、全校で「岩田小学校バースデー集会」を行ったりしました。
「岩田小学校バースデー集会」では、プロジェクト委員会が調べたことをクイズにして、岩田小の昔の名称「匂坂学校」や校歌、初代校長のこと等、みんなで楽しく答え、愛校心につなげました。
校長からは、開校以来の卒業生の人数(2489名)、全校児童数の変遷、ずっと大切にしてきた「志」の考え等の話があり、子どもたちが興味深く聞いていました。全校児童数の変遷では、「校長先生が生まれた頃の岩田小の全校児童は、274人。〇〇先生が生まれた頃は、少し減って200人くらい。〇〇先生(平成生まれ)が生まれた頃は、190人くらい。」という話があり、子どもたちは、「えー、すごい。」と歓声が沸き、興味津々でした。(現在の児童数は、121名)
今後も、岩田小学校の歴史に誇りをもち、どの子も「志」をもって育っていくことを願っています。