学校日誌

校内運動会 岩田小自慢の一輪車演技披露

2020年10月18日 11時44分
校内運動会を実施しました。岩田小の特色の一つは、全校で取り組んでいる一輪車です。一輪車は、個人演技と集団演技があり、自分の目標に向かって個人の技能を高めたり、学級の演技の目標に近付けたりしようと、朝や昼休みに、進んで一輪車の練習をしてきました。とりわけ、集団演技では、全体の動きを考えながら、一人一人がどうするとよいか、その場の状況に合わせて調整することが必要になります。時には、演技中に転んでしまったり、一輪車が体から離れてしまったりすることがあります。そのようなとき、全体の演技に影響しないよう、その場の判断で、一輪車なしで全体の動きに加わったり、どの場面なら一輪車で全体の動きに合流したりできるか、一人一人の判断力が大切になってきます。学級の一輪車演技の目指している姿を子どもたちは理解しているので、高学年になるほど、全体のことを考えて柔軟な対応ができるようになってきます。一輪車乗りをとおして、協力し合い、高め合う向上心や思いやりの心、臨機応変に対応する調整力等を育てることにつながっていると感じています。


【練習風景より】

練習では、子ども同士のほほえましい姿がありました。
6年生が、1年生の練習を手伝いながら「大丈夫だよ、これなら運動会にはちゃんと乗れるよ。がんばれ。」「こうするといいよ。」「足の力の入れ方はね・・・。」と、声を掛けながら、一輪車乗りのこつをやさしく教えていました。やさしい雰囲気を感じると同時に、このような異学年との関わりは、心の成長に欠かせない大切なコミュニケーションだと思いました。一輪車の取組をとおして、心の面や体力面等、たくさんの育ちがあると改めて感じました。