学校日誌

修学旅行その1

2021年10月21日 09時46分

長野県・山梨県への修学旅行はとても充実した一泊二日になりました。体調不良者もなく、こんな素敵な修学旅行が実現できたことに対して、「感謝」ですね。そして計画から当日までとても多くの人たちの協力ややさしさに触れることができたことにも「感謝」です。

雨のため出発式は体育館で実施しましたが、バスで山梨県入りしたころには秋空が広がっていました。諏訪湖釜口水門で集合写真。諏訪湖には31もの川が流れ込んでいて、わずか1本の川が諏訪湖から流れ出ています。それが天竜川です。水門のおかげで、天竜川の洪水は抑えられています。水門のわきには、魚が遡上するための水路も確保されていました。

「食祭館」で昼食。新型コロナが一時的に収束に向かっているとはいえ、感染対策として、皆前を向いておいしくいただきました。食事後にははやくも土産売り場でにぎわいました。まずは家族に!ということで、目を輝かせてお土産を選ぶ6年生。


諏訪湖では遊覧船にも乗りました。ほとんど波もなく快適でしたが、湖上の風が冷たかったです。それでも元気いっぱい!

諏訪大社では上社本宮を訪問し、齢1000年以上になるケヤキや、4本の御柱などを見学しました。木の根っこがまさに竜のような形をした大木には驚きの声が上がりました。お守りを買い求める6年生たち。

石和常盤(いさわときわ)ホテルでは、ホテルの方々のおもてなしに大満足。支配人の中村さんが、武田信玄公に扮して、キャリア教育の一環として、現在の職業に就くまでの経緯や、働くことに対する熱い思いなどを、ユーモアを交えて語ってくださいました。「お客様に喜んでいただくこと」を、最上のモットーとして取り組む意気込みが伝わってきました。夕食後には、予定にはありませんでしたがあずき入りのほうとうをサービスしていただきました。
創業95年のホテルのホスピタリティに、6年生たちは大満足の様子でした。

120年前の新聞より20世紀の大予言(その4)

2021年10月18日 12時05分

11 医術の進歩

 薬剤の飲用は止み電気針を以て苦痛なく局部に薬液を注射し、また顕微鏡とX光線の発達によりて病原を摘発してこれに応急の治療を施すこと自由なり。然して切開術は電気によるをもって全く苦痛なし。

(現代医学の進歩で、ちょっとした手術にも麻酔が使用されていて、私たちはあまり苦痛を感じることがありませんね。ありがたいことです)

 

12 自動車の世

 馬車は廃せられ、これに代わって自動車は安価に購入することを得る。

(自動車が移動手段としてはあたりまえの時代ですね。逆に馬車が走っていたら、皆振り返るに違いありません)

 

13 人と獣との会話自在

 獣語の研究進歩して小学校に獣語科あり。人と犬・猫・猿とは自由に対話する事を得る。従って下女・下男は犬によって占められ、犬が人の使いに歩く世となるべし。

(「下女」や「下男」という言葉は死語ですが、残念ながら動物の言葉(鳴き声)を理解する世の中は実現していません。小学校に動物の鳴き声を理解する教科があったら面白いでしょうね。AIの発達によって、実現可能な世の中はすぐそこまで来ているかもしれませんね)

 

120年前の明治時代の新聞に、来るべき20世紀を予言していたということ自体が大変興味深いことです。当時のすべての人たちが、新しい時代の到来に胸をおどらせていたに違いありませんし、いつの時代でも、私たちは目の前に広がる大きな可能性をもった未来に大きな夢を抱いています。

 

匂坂学校から始まった148年前の岩田小の歴史を振り返る中で、2500人を超える歴代の岩っ子たちや、地域の方々が、その時代の中で必死に生き、楽しく学び、地域を愛していたことがわかりました。これからの岩田地区の発展を祈りつつ、「素敵な未来」を創っていくのは、私たち一人一人の愛情と行動だという思いを再認識しています。

これからも、岩っ子たちを応援してください!

 

昼休みの過ごし方

2021年10月15日 16時00分

ブックブク委員会は図書室に集合し、運動会当時に向けて飾りづくり(お花づくり)に取り組んでいました。一輪車の練習をしたり、サッカーや砂場遊びをする岩っ子たちの姿もありました。

観音山に向けて(3小学校合同リモート交流・保護者リモート説明会)

2021年10月15日 15時50分

午前中は3小学校の5年生同士でリモート交流をしました。岩っ子たちは校技である一輪車も披露し、当日に向けて気持ちも盛り上がってきました。健康管理を徹底し、一生の思い出に残るまさに「感動山」となるように、決まりを守って協力し、積極的に考動しましょう。

午後は持ち帰った端末を使って、児童・保護者対象のリモート説明会を開催しました。はきものや軍手、飲み物などいくつか質問も出されました。
保護者のみなさん、ご協力ありがとうございました!

120年前の新聞より20世紀の大予言(その3)

2021年10月15日 10時21分

8 鉄道の速力

 19世紀に発明せられし機関車は大成せられ、列車はあらゆる便利を備え、冬期室内を暖むるのみならず、暑中には冷気を催す装置がつく。また、速力も非常に進歩し、東京・神戸間は2時間半で通ず。

(「機関車」や「列車」とのよび方に時代を感じますね。現在、新幹線で約2時間50分、飛行機で約1時間10分です。もちろん冷暖房完備で快適な移動が可能です)

 

9 市街鉄道

 馬車鉄道の存在せし事は老人の昔話にのみ残り、電気車及び空気車も大改良を加えられて車輪はゴム製となり、かつ文明国の大都会にては街路上を去りて空中及び地中を走る。

(路面がアスファルトとなっている現代では、タイヤは空気の入ったゴム製が当たり前となっています。しかも、地下鉄も発達しています。明治の岩っ子が地面の下に電車が走っていることを知ったらどんな顔をするでしょう)

 

10 暴風を防ぐ

 気象上の観測術進歩して、天災来たらんとすることは一ヵ月以前に予測することを得る。また、天災中の最も恐るべき暴風起こらんとすれば大砲を空中に放ちて雨となすべし。

(気象衛星が発達している現在では、世界中の気象をすぐにキャッチして、天気予報がとても簡単です。でも、台風などの自然災害はさすがに人間の技術をもってしても、いまだに災害がたえません。22世紀にはそれも可能となっているのでしょうか)