新着情報
学校日誌
5年生サツキマス放流
2021年10月15日 09時57分天竜川漁協の方の協力により、5年生がサツキマスを天竜川に放流する体験学習を実施しました。当日は、事前に岩っ子5年生からうけとった質問に答えていただき、サツキマスの生態について学習したあと、一人2回にわけて10匹ほどの魚を天竜川に放流しました。
年間1200kgの放流を行い、今回は30kg分でした。魚たちはとても元気でしたが、バケツの中にたくさん入っただけで、酸素不足(?)のせいか、元気がなくなってしまうので、川の浅瀬からすぐに放流をしました。カワウやサギなどの鳥たちに食べられないように、まずは大きく成長してねの願いを込めて放流しました。
昔とはちがい、川にはダムが造られているため、なかなか下流から上流へは登っていくことができず、鳥やブラックバスなどの外来種に襲われることもあるそうです。漁業組合の人たちは、バクチクなどを使って天敵を追い払うこともあるそうですが、自然の連鎖を考えると、自然界の生き物に対して人間が守ることには複雑な思いもあるということです。
放流したばかりのサツキマスは、しばらくはその場の水の流れにまるで慣らしているような様子でじっとしていますが、そのうちに大きな流れに乗って姿が見えなくなりました。
久しぶりの雨の下校です
2021年10月14日 11時06分久しぶりです。傘をさして気を付けて帰りましょう。
昇降口では、磐田市出身の卓球の伊藤・水谷ペアも岩っ子たちの下校の様子を見守ってくれています。
校長クイズ
2021年10月14日 10時52分先日のクイズです。上級生用クイズは岩っ子が考えたクイズです。よく考えられたなぞなぞですね。もちろん答えは一つではありません。
(左)下級生用クイズの答えは「エンジン」でした。(なぜか、「アメリカ人」とか、「にんじん」という答えも出ました!想定外でしたが、自分で考えた答えを堂々と(?)校長先生に伝える姿は、頼もしくもありほほ笑ましくもありました。
(右)上級生用クイズは、造語が意味するものを自分なりに考えた答えがいくつも聞かれました。
(例1)「学校です。大きい人から小さい人までいるからです」
(例2)「仲良しという意味だと思います。大きい人や小さい人もみんな仲よくしようという気持ちだと思います」
(例3)「人間です。いろいろな人がいるからです」
(例4)「成長です。小さいからだがだんだん大きくなっていくからです」
たしかにこれは造語ですが、実際にあったら素敵な漢字かもしれません。
120年前の新聞より20世紀の大予言(その2)
2021年10月13日 11時30分4 7日間世界一周
19世紀の末年においてすくなくとも80日間を要した世界一周は、20世紀には7日間で足りることとなるべく、また世界文明国の人民は男女問わず必ず一回以上世界漫遊をなすに至らん。(船旅が主であった当時に比べ、今ではジェット旅客機があり、世界はかなり緊密になりました。ただ、21世紀の現代でも、だれでも世界一周旅行できる世の中ではなく、あこがれですね)
5 蚊(か)及び蚤(のみ)の滅亡
衛生事情進歩する結果、蚊及び蚤の類は漸次滅亡すべし。
(現代でも私たちは蚊に刺されています!ただ、殺虫スプレーなどは飛躍的に進歩していますね)
6 寒暑知らず
新機械発明せられ、寒暑を調和するために適宜の空気を送り出す事を得べし。
(扇風機が登場し、今では空調設備も普及しています。学校にもエアコンが設置される時代になりました。明治時代の岩っ子たちが聞いたらびっくりするでしょうね)
7 写真電話
電話口には対話者の肖像現出するの装置あるべし。
(なんと明治時代にすでに携帯やスマホの機能を備えたやり取りができると予言されていたのです)
120年前の新聞より20世紀の大予言(その1)
2021年10月12日 10時28分20世紀を迎えたばかりの1901年(明治34年)1月2日、3日(今から120年前)の新聞に、20世紀を予言する大変興味深い記事があり、それが「銚子塚の里No.87平成12年12月号」に取り上げられていたので、紹介します。
*明治32年2月16日の新聞に、「20世紀は1900年からか、それとも1901年からか」について議論された内容が載っており、結論として「20世紀は1901年1月1日より始まるを至当とするなり」と書かれています。(さあ、紹介です!)
1 無線電話
無線電話が一層進歩して、ただに電信のみにあらず。電話は世界諸国に連絡して、東京に在る者がロンドン・ニューヨークに在る友人と自由に対話することを得べし。(日本最初の電話サービスが東京・横浜で開始されたのが明治23年)
2 遠距離の写真
数十年の後、欧州の地に戦雲あらん時、東京の新聞記者は社にいながら電気力にて早取写真となすことを得べく、しかもその写真は天然色を現像すべし。(120年前にすでにカラー写真を想像しています!)
3 野獣の滅亡
アフリカの原野に至るも、ライオン、トラ、ワニ等の野獣を見ること能わず。彼等はわずかに大都会の動物園に余命を継ぐべし。(現在では多くの動植物が「絶滅危惧種」に指定されています・・・)